銅。

体内には８０ｍｇ前後存在しており、その多くは、タンパク質と結び付き、骨や筋肉、各種臓器に貯蔵されています。又、各種の酵素の成分となって、様々な生理作用を及ぼす重要なミネラルの一つです。

特に、銅は赤血球中のヘモグロビンが作られる時に必要となる酵素の成分として利用されるので、不足すると、鉄分と同様に貧血を招くリスクが高くなります。

又、美容効果にも注目されていおり、肌の弾力を保つコラーゲン・エラスチンが作られる時に必要な酵素の成分としても活躍します。

最近のマルチビタミン＆ミネラルには、銅を配合している物も増えてきています。

効果・効能。

貧血の予防。

鉄分と同様に、血液の主成分であるヘモグロビンを作る時に必要不可欠となります。

美しい肌を作る。

肌の弾力や保湿を担う、コラーゲンやエラスチンなどの成分を合成するときに、銅などの栄養素が必要となります。

貧血だからといって、鉄分だけを摂れば良いと思う方が多いですが、健康的な血液を作る上では、鉄分と銅、ビタミンC、葉酸、ビタミンB12なども必要となるので、出来れば全てを同時摂取可能なマルチビタミン＆ミネラル等を利用した方が効果的でしょう。