マグネシウム。

カルシウムやリンと共に骨や歯に多く含まれているミネラルの一つです。

300種類以上の酵素の働きをサポートし、神経興奮の抑制や筋肉の動きを正常に保つ働きもあります。

カルシウム以上に不足しがちなミネラルで不足すると、高血圧や動脈硬化のリスクが高まります。(アルコールを飲む人は、特に不足しやすいので注意が必要です。

不足しがちだからといって、たくさん摂りすぎると過剰摂取のリスクもあるので、マルチビタミン&ミネラルといった形で、総合的に摂取するのがおすすめです。

効果・効能。

心疾患の予防。

人間の体を動かす筋肉の収縮は、筋肉細胞にカルシウムが入ることで起こります。
マグネシウムは、カルシウムの動きを調節し、筋肉の収縮をスムーズにします。

マグネシウムが不足すると、筋肉の収縮がうまく働かずに、ふるえや痙攣を招く恐れがあります。

  

偏頭痛の緩和。

偏頭痛は、頭部の血管が拡がり、炎症を起こして痛みが起こる症状です。
様々な原因がありますが、マグネシウムの不足により、血管が緊張する事で、偏頭痛が起こりやすくなると言われています。

  

カルシウムの吸収を高める。

骨の主成分のカルシウムは、吸収が悪く不足しがちです。
マグネシウムとカルシウムを、1:2又は1:3のバランスで摂取する事で、カルシウムの吸収を高めます。

  

疲労回復。

ビタミンB群などと同様に、糖質や脂質を燃焼して、エネルギーに代謝する働きがあります。

一緒に摂りたい栄養素。

カルシウム
マグネシウムとカルシウムを1:2~3の割合で摂取する事で、カルシウムの吸収を高め、骨の強化を行います。

サプリメントで摂取するときの注意点。

摂取量を守れば、とても安全性が高いミネラルの一つです。

過剰摂取した場合でも基本的には、腎臓から排泄されますが、摂取目安量はしっかりと守るようにしましょう。

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