ハーブサプリメント。

マルチビタミン&ミネラルは、最も基本的なサプリメントで、どのような人にも最優先に摂るべきサプリメントの一つです。

一方、ハーブサプリメントは、特定の目的を持った人向けのサプリメントといえます。
具体的にいうと、うつ症状には、セントジョーンズワート。不眠症にはバレリアンという形で、特定の症状に合わせてハーブを改善目的に使用します。

ハーブは、種類によっては薬と同程度の効果を発揮する物もあり、効果が高い反面、ビタミンやミネラルよりも、副作用のリスクは高い物が多いのが特徴です。(薬よりも副作用の危険性は低い物が殆どです。)

勿論、安全性が確立されたハーブも多数あり、欧米諸国では医療現場で用いられている物もあります。

代表的なハーブの種類と効能。

エキナセア

欧米諸国では、最も代表的なメディカルハーブの一つで、自己免疫力を高める事で、インフルエンザや風邪を予防する事が出来ます。  

セントジョーンズワート

軽度や中度のうつ病に対して、医薬品に近いレベルの効果を発揮するハーブです。
近年、日本でも精神疾患の増加に伴い、セントジョーンズワートを利用する人が増えています。  

フィーバーフュー

これまで多くの臨床試験が行われ、偏頭痛に対して一定の効果が証明されているハーブです。

ギムネマ

有効成分のギムネマ酸が、食後の急激な血糖値上昇を緩やかにします。
炭水化物(糖質)の消化・吸収を抑え、ダイエットや糖尿病の予防を行います。

イチョウ葉エキス

ドイツでは認知症患者に対して、改善目的で利用されています。脳内の血流を改善する事で、健康的な脳の働きをサポートします。

ハーブは非常に情報が多いので、詳しくは、こちらの@ハーブ |【種類やハーブの効能を解説。】を参照して下さい。

サプリメントで摂取するときの注意点。

ハーブは、高い効果を示す反面、副作用や健康被害のリスクもビタミンやミネラルに比べると高くなります。とはいっても、医薬品よりはるかに安全性は高いといわれています。

ハーブは、医薬品との相互作用も多数報告されている為、現在なんらかの医薬品を服用中の人がハーブサプリメントを利用する際には、必ず主治医と相談するようにしましょう。

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