コラーゲン。

美肌のイメージばかりが注目されていまうが、コラーゲンは肌の内側だけでなく、体内の様々な場所に存在している成分です。
そ皮膚や骨、腱、血管、心臓、肝臓、腎臓などの各器官にコラーゲンは存在している為、人間が生きていく上で必ず必要な成分といっても過言ではありません。

コラーゲンは、基本的には体内で合成する事が出来るタンパク質の一種ですが、２０歳をピークに、年々合成量は減少していきます。
この為、肌を支える任務を行うコラーゲンが劣化する事で、肌が重力に逆らえずに、しわやたるみの原因となるのです。

効果・効能。

美しい肌を作る。

皮膚の本体ともいえるコラーゲンは、肌の弾力とハリ、潤いを与える為に、非常に重要な役割があります。

若々しい弾力ある肌を作る為にも、しっかりとコラーゲンを摂取しておきたいところです。

健康的な骨を作る。

骨といえば、カルシウムを想像しがちですが、コラーゲンも欠かす事が出来ません。
よく言われている例ですが、骨を鉄筋の建物に例えると、コラーゲンが鉄骨になり骨組みをつくり、カルシウムがコンクリートの部分になります。

つまり、健康的な骨を作る為には、カルシウムだけでなく、コラーゲンがあって初めて骨が作り上げられるのです。

動脈硬化の予防。

柔軟な血管を作る為には、コラーゲンが不可欠です。血管は、コラーゲンで出来た弾力あるチューブといわれています。

コラーゲンが足りなくなると、血管に弾力を失い、動脈硬化や脳血管系の病気のリスクが高まる事がいわれています。

ビタミンＣ: コラーゲンの吸収を高めます。又、ビタミンC自身も、体内でのコラーゲン作りに欠かせないので、ハリのある肌を目指したい方は、一緒に摂取するようにしましょう。
カルシウム: コラーゲンは、カルシウムと骨をくっつける接着剤的な働きがあるので、骨密度が気になる人は、是非同時がおすすめです。

コラーゲンは、特に摂取量も上限量も決められていない安全性が高い成分です。

ただし、極端に摂りすぎると、タンパク質だけ多く摂っている事になる為、栄養バランスを整えるという意味でも、マルチビタミン＆ミネラル等で、しっかりとビタミンとミネラルを補給する事が望ましいでしょう。