ビタミンB2。

B1が糖質を燃焼する事に対して、B2は、脂質を燃焼してエネルギーへ変換する事が得意です。

粘膜の細胞の生まれ変わりを助ける役割もある事から、不足すると口内炎や皮膚炎など、粘膜系のトラブルを生じてしまいます。

DHAやビタミンEと同様に、血液の流れをよくする作用も最近では注目されています。
ビタミンB2は、血液の流れを悪くする物質のひとつである、過酸化脂質を取り除く効果がある為、生活習慣病の予防にも効果的です。

効果・効能。

疲労回復。

ビタミンB2は、脂肪分の燃焼してエネルギーにする為、元気になる為には不可欠な栄養素です。栄養ドリンクにも、よく配合されています。
勿論、脂質を燃焼するので、ダイエットにも効果を発揮します。

  

口内炎の改善。

口内炎など粘膜系のトラブルは、ビタミンB2が不足して生じる事が多いので、しっかりと摂取しましょう。

  

にきびの予防。

にきびや吹き出物の原因のひとつとして、脂質の代謝がうまくいっていない事が多いです。ビタミンB2は、体内の余分な脂質を代謝する事が得意です。

  

肩こりの緩和。

筋肉に溜まる疲労物質である乳酸を取り除く働きをビタミンB1が行います。

一緒に摂りたい栄養素。

ビタミンB1
糖質のエネルギー代謝はビタミンB2が得意ですが、脂質のエネルギー代謝はB2が得意なので、両方摂取する事で疲労回復効果が高まります。
パントテン酸
同じビタミンB群のパントテン酸と同時に摂取すると、脂質のエネルギー代謝効率がアップします。

サプリメントで摂取するときの注意点。

ビタミンB2は8種類あるビタミンB群のひとつです。
8種類のB群は、互いに協力しながら働いていますので、B2を単体で摂るだけでなく、8種類すべてのビタミンB群を摂取するようにしましょう。

ビタミンB2は、水溶性で、サプリメントで摂取してもすぐに体外へ排出されやすい特徴を持っていますので、出来る限りこまめに摂取するようにしましょう。

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